数学標準問題精講の難易度と到達レベル!いつから?終わったら次は?
「数学標準問題精講」という参考書。ⅠA、ⅡB、Ⅲの全てでAmazonレビュー☆4以上の人気問題集ですが、いったいどんな参考書なのか紹介します!
数学標準問題精講の難易度や到達点はどれくらい?
「標準問題精講」は「基礎問題精講」という問題集の続編であるため、初学者向けの難易度ではありません。また、非常に解説が簡素なこともありそれなりの学力がなければ効率よく使いこなすことは難しいです。具体的に言うと、最低でも取り組むには偏差値55程度は必要になるでしょう。では、一冊完成させると偏差値はどれくらいになることが期待できるでしょうか。
Amazonでは下記のような口コミが投稿されています。
『一対一対応の演習 数学』より難しく、『新数学演習』などよりは簡単
この様な口コミから「標準問題精講」の到達点は偏差値65前後になるでしょう。
大学で言うと地方国公立大やMARCHレベルくらいです。
ただし「標準問題精講」の1Aに関しては範囲の関係で融合問題が作りにくく、やや易しくなるようなので、1A,2B,3を終わらせた段階での到達点です。始めに1Aだけ取り組んで自分の実力を見誤らないように気を付けてください。
また、共通テストに関しても「標準問題精講」は非常に有用です。
Amazonでは下記のようなレビューが投稿されています。
標準問題精講に載っている問題を完璧+センター(現在の共通テスト)の過去問をすればセンター数学はmaxで満点が狙えるはずです。
「標準問題精講」は一冊完璧にできれば共通テストでもかなりの高得点が狙えるほどの実力になります。2022年の共通テストはセンター試験と比べて難易度がかなり上がっていたので満点を狙うのは難しいかもしれませんが、それでも8割超えを狙えるようになるでしょう。
そんな「標準問題精講」ですが、一体いつから始めればよいのでしょうか。
数学標準問題精講はいつからやるべき?
「標準問題精講」は簡単ではない参考書ですので、最低でも1Aと2Bで1か月、3で1か月かかると想定して計画を立ててください。
地方国公立大やMARCHなどの有名私大を目指す人でも高3の4月から始めて十分です。難関大受験生は高2までに1A2Bは終わらせることが出来るように始めましょう。
標準問題精講を2年までに仕上げられたら、旧帝も夢じゃない!って感じ
旧帝大志望の人は高2の1月くらいから2か月じっくりと「標準問題精講」に取り組んで完璧にできれば数学に関してはかなり有望と言えます。
数学標準問題精講が終わったら次は何?
「数学標準問題精講」の次の候補としては「重要問題集」、「プラチカ」、「やさしい理系数学」、「上級問題精講」などたくさんあるので何を選べばよいのか迷ってしまう方が多いと思います。特にこだわりがないならおすすめは「上級問題精講」です!
形式が同じなので「標準問題精講」で慣れている人にとっては取り組みやすいからです。ただし、これらの問題集はかなり難しいものであるので取り組むかどうかは志望校との兼ね合いを考える必要があります。
標準問題精講が簡単で物足りない人は上級問題精講でいいんじゃないか
そもそも「標準問題精講」が完璧になれば偏差値65前後まで到達できるので難関大や医学部でなければそのまま大学の過去問に移っても全く問題ないです。
「標準問題精講」が終わったタイミングで一度過去問を解いてみてください。実際に過去問を解いてみて難しく感じたり、手ごたえがなければ「上級問題精講」をやれば良いですし、既に十分解けるなら新しい問題集を使うより過去問研究に時間を使うべきです。
「上級問題精講」や「やさしい理系数学」等の難しめの参考書は過去問の苦手分野のみ活用するなどの工夫をして、少しでもオーバーワークを避けることが大事です。是非、じっくり考えた志望校に合った勉強計画を心がけてください!
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