黄チャートのレベルは意外と難しい?偏差値どこまで伸びる?使い方、やり方
黄チャートのレベル!難易度は難しい?
数研出版公式サイトより
日常の基礎固めから始め、受験に向けた勉強にスムーズに入っていける参考書です。3年間安心して数学の学習に活用できます。
受験勉強への導入の基礎となる本として作られたことがわかります。
黄チャートのレベルに関するAmazonの口コミ
チャート式は下から白、黄、青、赤の順に難しくなっていきますが、この黄色は下から2番目の問題集。下から2番目といってもセンター試験(現在の共通テスト)レベルはこれ一冊で高得点を狙うことは容易ですし、中堅レベルの大学でも通用します。詳しく言うと日東駒専・産近甲龍あたりの理系学部でもこれ一冊を完璧にするか、又は+αで少しだけレベルの高い参考書の併用で通用します。
個人的に数学の進研模試の偏差値が55-68の人に本書、黄チャートをオススメします。
チャート式シリーズの中ではレベルは高い方ではないけれども、これ一冊を極めれば名の通る理系大学の入試にも立ち向かえるようです。
参考までに理系大学の進研模試レベルの偏差値を調べてみたところ、
偏差値55は、地方国公立(静岡大学・富山大学・長野大学・島根大学など)・日東駒専・大東亜帝国・産近甲龍 など
偏差値68は、名古屋大学・京都大学・神戸大学・筑波大学・地方国公立医学部・GMARCH・関関同立 など
以上のような大学名が特に見受けられた印象でした。(正確な偏差値は学部にもよるとは思いますが…)
大東亜帝国から国公立医学部や京大までがターゲットとなると、黄チャートの守備範囲の広さがわかります。
数学を使って大学受験を志す人のバイブル的な存在と言っても過言ではないかもしれないですね…!
黄チャートの使い方、勉強法のコツ
Amazonでは下記のようなレビューが高騰されています。
使い方とかではとりあえず類題は無視して例題だけを繰り返す。解法暗記です。十分繰り返して問題文を見た瞬間に頭の中に解法が浮かび上がるようになったら少しレベルの高い章末問題に着手してください。
問題演習としてではなく、解法のパターンをインプットするために活用するのが良さそうです。
わからない問題を見つけたらチャートの類題で解法を確かめたり辞書的な役割を果たしてくれる
チャートの問題に取り組む、と言うよりは、他の問題集でわからないことがあったらチャートを参考にする、という使い方もあるようです。
模試等で解けなかった問題に似ている形や、簡単になった形等もあるので、基礎固めで重宝すると思います。
入試レベルの問題へレベルアップする前の、基礎固めとして有用なようです。
チャート自体、問題はいい問題が多いのですが、演習量に欠けるという欠点があります
チャートのみを受験前日までやり込むのではなく、チャートで基礎を固めた上で、他の問題集で演習量を確保すると良さそうです。
黄チャートの例題の進め方について
Amazonでは下記のようなレビューが投稿されています。
まず1回目は何も見ずに解く。すぐ解けるなら習得済みなのでマークしてもうやらない。ちょっと考えても(1、2分でいい)わからなかったら解説を見て解き方を覚えて出来栄えに応じて△や✕をつけておく。2回目以降はその問題を見てすぐに解けるまで何度も解く(その問題のポイントが押さえられれば紙に書く必要はない)。△のマークは一度解ければ終わり、✕のマークは2度解ければ終わりみたいな感じがいいかと思います。
単語帳のように、解けるものと解けないものを区別してチェックしておき、解けないものだけに注力するように意識することが大事なようですね。
解説や解答を理解する能力と、問題を解く能力は違います。解く能力は解かないと上がりません。
これは黄チャートのみならず数学を勉強する上で気をつけるポイントかと思います。わからない問題があったら解説を見て納得するだけではなく、その後に自力で解いてみる、というところまでやらないと身につきにくいでしょう。
黄チャートでは解説が充実していますが、読んで納得するだけではなく「これを自力で解けるか」という観点を持ちながら黄チャートに取り組む必要がありそうですね。
黄チャートはどこまでやり込む?
Amazonでは下記のような評価がされています。
例題と章末問題を合わせるだけでセンター試験では得点源になり得る程になると思います
チャートはとにかく厚く、問題数が多いため、例題と章末問題(エクササイズ)に絞って効率よく取り組んでいた人もいるようです。
また、前述のように、黄チャートをやり込むというよりも辞書のように使う人も散見されたため、黄チャートで取り組むのは例題だけでもいい、という意見も多く見られました。
つまり、黄チャートは最低限例題には熱心に取り組むべきですが、それ以外の問題に取り組むかは、人によるようです。
いずれにせよ、黄チャートの例題に取り組んだあとは①黄チャートの他の問題に取り組む、または②他の本に移行して問題演習する、そして①や②で解法がわからないときは黄チャートに戻って確認する、という使い方がベストなように感じました。
「黄チャート例題→問題演習(チャートに限らない)→つまずいたら黄チャートで解法確認」です!!
黄チャートの評価、評判、口コミまとめ
・黄チャートは大学受験で数学を使うすべての人が対象であると言っても過言ではない。
・黄チャートの例題で基礎を固めよう!
・黄チャートは解法の辞書のようにも使える!
・黄チャートのすべての問題をやる必要はない
・しかし、黄チャート例題で基礎固め後、問題演習は十分に行うべき!
・おすすめの勉強方法は「黄チャート例題→問題演習(チャートに限らない)→つまずいたら黄チャートで解法確認」!
ご覧いただきありがとうございました。
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