【Focus Gold】フォーカスゴールドは難しい?難易度は早慶&東大京大レベル?
「数学の参考書が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」
「自分に合うレベルの問題集か知りたい」
「学校で配られたけど、どうやって使ったらいいか分からない」
という疑問をお持ちの方も多いと思います。
そこで今回は、どんなレベルにも対応できると評判の「Focus Gold」について紹介していきたいと思います。
フォーカスゴールドのレベル、難易度とは
フォーカスゴールドには、下記の陽に難易度の説明が記載されています。
フォーカスゴールドは
1:マスター編
2:チャレンジ編
3:実践編
の3つで構成されています。
◯マスター編
授業で学習する基本的な例題から、入試で必要となる応用的な問題まであります。
教科書内容をマスターするだけでなく、入試に対応できる学力を身につけることができます。
例題は難易度順に星(*)が振り分けられています。星1つ〜4つの4つのレベルで分けられていて一目でレベルがわかるようになっています。
マスター編にのっている問題レベルを説明します。
CHECK!・・・公式の確認や計算問題
Check!がついた例題・・・その範囲において重要な問題
*1・・・各章の基本となる問題
*2・・・できるようになっておきたい問題
*3・・・入試にも対応できる学力が身につく問題
*4・・・ 発展・応用問題
それに加えて、step up問題や章末問題もあり、そちらにも4段階の難易度が表示されています。
◯チャレンジ編
最近の入試問題や過去の良い問題がのっています。引用されている大学は東京大学・京都大学と日本トップの大学ばかりです。
腕試しで挑戦してみるのも良いでしょう。
◯実践編
ここは解く必要はないです。大学受験ではこのレベルの問題は、解けなくても合否に関係ありません。日本トップの大学に高得点で入りたい方などが解く問題です。
のっている問題レベルを見て、「途中から難易度はね上がってない?」などと思われたと思います。そうです、フォーカスゴールドは全て解く問題集ではありません。自分のレベルに合わせて解く問題を選択し、学習していく、そういう問題集です。 実際、本書の使用目安としてチャレンジ編、実践編をやるべき人は東大・京大などの超難関大学向けと記載されています。
フォーカスゴールドは問題数がものすごく多いです。それはメリットであり、デメリットでもあります。ハイレベルな問題まで網羅していてボリュームは結構あるので、そこまでやり切るにはそれなりに時間をかけて取り組む必要があります。
そこで、使い方を紹介していきます。
フォーカスゴールドのやり方、進め方
①*1や*2までの難易度の問題に挑戦
全ての例題の解答の前に考え方のヒントがかかれています。例題でつまずいてしまっても、そこで諦めず考え方のヒントを見てもう一度チャレンジしてみましょう。
分からなかった問題や間違えた問題はマークをつけて、もう一度確認できるようにしておくと良いです。
②例題の下にある練習問題にチャレンジ
練習問題を通して、身に付いているかどうか確認しましょう。
しっかり自分の力で考えることが大切です。
③*3以上の問題に挑戦
Amazonでは下記のようなレビューが投稿されています。
重要なのはすべての問題を高速で解けるようになるまで繰り返すことです。記述答案は書かなくていいので答えだけを高速で解法が思いつくかをしっかり確認しましょう。
このフォーカスの例題とステップアップのレベルの問題をいかにスピードを上げて解けるかが上位層になれるかの差になります。
具体的な到達レベルの学力が公式サイトに記載されていました。
*2まで完璧に習得する:偏差値50~55
*3まで完璧に習得する:偏差値60~65
*4まで完璧に習得する:偏差値65~67.5
に相当する学力が身についています。
他にも知恵袋で以下の質問がございました。
Q.「フォーカスゴールドはどこまで解けば共通テストで8割超えられると思いますか?」
A.「実際私はチェックから*3までが完璧になったら共通テストの過去問をやりました。無事8割取ることができました。二次試験でいらないなら、十分だと思います。」
あくまで共通テスト8割の目安です。参考にしてください。
繰り返しになりますが、フォーカスゴールドは全て解く問題集ではありません。自分のレベルに合わせて解く問題を選択し、学習していくというふうに使用すると良いです。
Foucs Goldのメリット
Amazonでは下記のような口コミが投稿されています。
とにかく説明が丁寧です。『これくらいは分かるでしょ』と言わんばかりに省略されがちな思考過程も記載されているので一人でもサクサク学べます。
省略されがちな思考過程も記載されており、難関大学レベルまでの問題を扱っているが基礎の説明もすごく親切な作りになっています。途中式を省かない数式、どの公式を使っているか、どういう展開をするかなどの補足説明や参照箇所が書かれています。
学んだことをもう一度違う角度から考えたり、新たな性質を見つけることのできる「ストーリー」や目次も充実していました。
網羅性は非常に高いのでこれ一冊でほとんど対応できるのではないかと感じました。使いこなせればかなり良い参考書だろうと思います。
などの声がありました。
まとめてみると、
・他の範囲全て網羅するために作られた参考書より、解説が圧倒的に分かりやすい。
・コラムやストーリーが各章の終わりについており、参考になる内容が書かれています。
例題の考え方に至るまでの方法や勉強法についてのアドバイスや数学の豆知識がのっています。例えば、因数分解の手順をyes,noの形式で分かりやすくまとめてあったり、他にも数列のパターン解説もあり、非常に便利です。
・「重要数式・重要語句索引」と「用語索引」の2つが参考書の後ろに付いています。
「重要数式・重要語句索引」では、数学の公式や定理からそれを使う問題を探すことができます。似た問題を探すのにとても便利です。
・各章の始めには「まとめ」がのっています。その章で使う公式・用語が分かりやすくまとめてあります。
・「考え方」や「focus」といった、問題を解く上でのポイントがのっているので、どれを使ってどう考えるのかが分かりやすくなっています。
以上の点でフォーカスゴールドは使いやすく、それぞれの目的にあった使用ができますので、幅広く活用していただけます。
フォーカスゴールドの口コミ、評判まとめ
Amazonでは下記のような口コミが投稿されています。
ボリューム感はすごいですが、解説が一つ一つ丁寧であり復習をきちんとすれば思考力がかなりつきました。
数学はあまり得意ではないですが、フォーカスゴールドは解説が丁寧でかなり分かりやすい。
問題へのアプローチの仕方が分かりました。
などの、あくまで使い方次第でどこまで伸びるかが変わっているように感じました。
短期間でどうしようとするのではなく、繰り返し演習してできるようにしていきましょう。
注意事項ですが、定期テスト対策のための購入はあまりお勧めできません。
教科書は初めてその範囲を学習する上で必要な用語、公式などが詳しくかかれていますが、フォーカスゴールドはあくまで一度学習したことのある方向けです。
各章についている「まとめ」は頭の整理を行うことを目的として作られているため、公式の考え方は書かれていても、証明などの深掘りした部分はあまり書かれていないからです。
しかし、フォーカスゴールドで似た問題を探して解説を読んでみるという方法もあるので、そこはお好みでお使いください。
フォーカスゴールドの評価
focus goldはその名前どおり「集中的にこの範囲を学習したい」や「自分のレベルにあった問題を解きたい」といった願いを叶えてくれる参考書です。
例題が1Aで322題あるので毎日何題やるのかを決めてこつこつ計画的にやるのをお勧めします。
何周も繰り返し解くことができたら、狙える大学の範囲が広がり、「数学ができないから、諦めるしかない…」といって諦めることもなくなります。
受験において数学ができるだけで、だいぶ有利になります。
ですので、自分にあった参考書を見つけて、力を付けて欲しいです。
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