英文法レベル別問題集123456どこまでやる?使い方、やり方!難しいのは5から
私は難関私学と言われる関関同立や国立大学である大阪大学に合格しました。その合格までの道のりの中で、かなり多くの種類の参考書・問題集を使用しました。その経験から、実際に使える参考書を紹介していきたいと思います。(勿論、紹介する参考書1冊で志望校を合格できるわけではございません。)
今回は、Amazonでの評価がとても高い、東進衛星予備校で講師をされている安河内哲也氏が書かれた「英文法レベル別問題集」という参考書。Amazonでの口コミの件数がとても多く、なおかつ評価は星4つ以上で、とても評判が良いです。 「英文法レベル別問題集」についてご紹介させて頂きます。
英文法レベル別問題集123456の各レベルの難易度
公式サイトでの紹介
このレベル別問題集シリーズは、「今の自分のレベルから無理なく始めて、志望校のレベルまで最短距離で実力を引き上げる」というコンセプトで作られています。
また、すべての問題に一切の無駄を省いた的確な解説を付けることで、次々と解き進めるスピード感を保ちながら、自分のペースで独習できる問題集になるよう、さまざまな点に配慮して制作されました。
どんな学習においても、スモールステップで、地盤を固めながら自分の実力レベルを引き上げていくことが、最も確実で、最も効率的な方法です。本シリーズでは、1冊で全レベルをカバーするのではなく、1~6に分けた「レベル別」の問題集にすることで、個人のレベルに応じた、きめの細かい効率的な学習を可能にしました。
「英文法レベル別問題集があらゆる人に合わせた万能な参考書」だという事が分かります。
英語が得意な人にとっても、英語が苦手な人にとっても有益な問題集となるでしょう。また、ご自身の実力と合っていないレベルの問題集から取り組んでいくと、”難しい””わかりにくい”と感じるでしょう。
まずはご自身の立ち位置を確認しましょう。”どこから”始めていいか分からない方向けに、下記にレベルに応じた難易度・対象者・到達レベル等を記載しております。自分に合ったレベルの問題集から始めましょう。
レベル | 難易度 | 対象者 | センター試験(現在の共通テスト) | 英検 |
レベル1 | 超基礎 | 公立高校受験 | 250~350点 | 3級合格 |
レベル2 | 基礎 | 難関私立高校受験 | 350~470点 | 準2級受験 |
レベル3 | 標準 | センター試験(現在の共通テスト) | 470~600点 | 準2級合格 2級受験 |
レベル4 | 中級 | センター試験(現在の共通テスト) 中堅私大 |
600点以上 | 2級合格 |
レベル5 | 上級 | 国公立大 有名私大 |
600~730点 | 準1級受験 |
レベル6 | 難関 | 難関国立大 難関私大 |
730点以上 | 準1級合格 |
英文法レベル別問題集はどこまでやるべき?
Amazonのレビューには、下記のような記載があります。
レベル1はほぼ100%中学レベルですから、ネクステとかぶっている部分はほぼゼロです。レベル2は高校で新たに習う内容が入っていますが、問題は上位の私立高校入試が中心ですから、単語の難易度などが低いため、ネクステにあるレベルの問題は少ないです。ただ、ネクステと同種の文法問題が3割ほど存在します。レベル3・レベル4・レベル5がネクステのレベルに近いと思います。レベル6は難関大学用の出題形式別ですから、ネクステとは方向性が違いますし、ネクステの問題より難し眼です。
どこまで勉強すれば良いのかは、人それぞれ異なってきます。志望している学校のレベルに対応している問題集なのかを事前に確認することが良いでしょう。具体的な大学名を記載しておりますので、ご参考としてください。
レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 | レベル6 |
高校入試に向けて | 難関高校入試向けて | センター試験(現在の共通テスト) | センター試験(現在の共通テスト)/日東駒専 | MARCH/ 関関同立 | 早慶/東大(京大) |
※京大はこのテキストで網羅できるかは微妙です。京大英語難易度はの日本でもトップクラスなので、この問題集を勉強することは間違ってはいないものの、求められるレベルはかなり違ってきます。
英文法レベル別問題集の使い方、やり方
Amazonのレビューには、下記のような記載があります。
問題を解く時には解答番号だけノートに書く」これで構いません。ただし、間違ったとき、あるいは解答に自信がなかったときは、正しい英文をノートに書いた方がいいです。「英文も書くとなると時間もかかるので非効率的」間違った場合は、正しい英文を覚えないといけないので、書いた方がむしろ効率的です。
上記に記載のとおり、間違った問題の正しい英文を”書くこと”を心掛けてください。
使い方のステップを以下に記載しておりますので、ご参考にしてください。
ステップ①時間を測って問題を解く
始めて問題を解いていく際に「時間を測って解く」ことを意識してください。
練習問題だと思い、普段から時間を気にせず、解いていく方が多いと思います。文法や空所補充問題は「1問20秒~30秒」、長文は「1題10分~20分」を目安に、時間を意識しながら解いていきましょう。
ステップ②章ごとに答え合わせ
英文法レベル別問題集は章ごとに分かれているので、1つの章が終わったらこまめに答え合わせをしましょう。一気に解いてまとめて答え合わせをしようとすると、復習が雑になってしまいますからね。1章解いたら答え合わせをして、解説をしっかりと読んでください。ミスした問題には必ずチェックをつけて、何周も復習するようにしてください。2周目以降はミスした問題だけを、ピックアップして復習していきましょう。より効率的に問題を解いていくことができるのと、ニガテな問題を克服することができます。
ステップ③口語表現を暗記
大学入試では会話問題が頻出なので、問題集に記載されている口語表現リストも同時に覚えておきましょう。リスニングの対策をしたい/リスニングで得点を取りたいと考えている方は、音読をするのもおすすめです。
英文を隠して日本語を見たときに、考える(文を組み立てる)ことなく瞬時に口に出せるまで、音読を繰り返してください。音読する時は、その口語表現が使われる状況を想像し、相手に伝えるイメージで取り組みましょう。
アプリや音声トレーニングについて
問題集に対応するアプリは有料ではあるものの、音声を直に聞くことは効果的です。
特に、苦手な問題の英文の音声を聴き、音読するトレーニングをおすすめします。
苦手な問題は理屈で理解するだけでなく、感覚的に理解するところまで落とし込まないと、同じミスを繰り返してしまう可能性が高いです。
音声を聴いたと同時に音読を繰り返して、感覚的に理解できるようにしましょう。
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