英文熟考上下のレベルは早慶!?難易度と使い方を教えます

Amazonでの評価がとても高い、竹岡先生が手掛ける「英文熟考」という参考書。

上巻と下巻のどちらも、Amazonでのレビューの件数がとても多く、なおかつ評価は星4つ以上で、とても評判が良いです。

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英文熟考とはどんな参考書?

上巻の公式サイトでの紹介

やや難しい構造の1センテンス程度の英文を70題精選し英文法の基礎力を問います。[上巻]では主に、動詞(不定詞/動名詞/分詞含む)/接続詞/関係代名詞をとりあげ、同じポイントを繰り返し出題します。

下巻の公式サイトでの紹介

下巻では、さらに複雑な「倒置・強調・比較・省略」などを中心に、複雑な英文を読むための重要ポイントを繰り返し練習して、「英文分析力」を身に付けます。

「英文熟考は英文の中で、英文法を活かせるようにする参考書」だという事が分かります。

不定詞も動名詞も勉強して理解したはずなのに、少し難しい英文になるとなぜか読めなくなってしまうという人に、とてもおすすめの参考書ですね。

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英文熟考の口コミ・レビュー

先生の肉声のCD講義を繰り返し聴き、問題を解いて解説を読むとそういう疑問もすっきりと解決されていきました。
最後にCDの朗読を聴くと、複雑な英文さえしっかりと聴き取れるようになっています。

基本に忠実に読むことの大切さが丁寧に書かれてます。
文法の勉強で身に付けた知識を英文解釈でいかに使うか、というのが分かります。

解説がとても詳しく、「英文を正確に読む」ことができるととても好評です。

そして竹岡先生の講義のCDがついていて、こちらを聞くことでより深く、解説を理解することができます。

もちろん英文そのものの音声もついていて、全体的にとても親切な参考書ですね。

 

英文熟考のレベル

本書のレベルは基礎英文解釈100と同じくらいかと思います。もしかすると+αですけど。
下までいくと東大京大を視野に入れた感じはしますが、今の大学受験に必要ないのでは?というものもありました。

上下で分野別に分かれていると皆勘違いしがちだが、初めのCDを聴くと竹岡先生曰く、(上)の応用編になっているらしい。倒置の部分がかなり難しいが「東大京大、阪大外」「早慶上智ICU」を目指す人は根気強く取り組んでみてほしい。

センターで9割をとれるレベルの学生にしたら、上巻は物足りなっかたかもしれません。
しかし下巻では、そのレベルの学生たちも苦労すると思います。

下巻の方が上巻よりも難しいという点は、間違いないですね。

上巻がMARCH~早慶入門程度、下巻が早慶~東大・京大レベルまでという難易度の高い参考書。

上巻は偏差値60ほど、下巻は偏差値64以上の方が対象といえるでしょう。

 

上巻は「基礎英文解釈の技術100」と同等かそれよりやや難しい。

下巻は「英文解釈の技術100」と同じ、トップクラスの難易度になっています。

共通テストで苦労しているうちは、まだ英文熟考に取り組むのは早すぎるという感じですね。

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英文熟考の使い方

何度も復習することが大事です。
目安としてはどの英文も人に説明できるくらいまでやり込むことです。

下巻の内容は倒置,比較,省略,連鎖関係代名詞,分裂文(強調構文)など、英語が苦手な人にとっては泣きたくなる項目のオンパレードです。
ですが解説を見たりCDを聞くと、基本は上巻で身につけたことだとわかると思います。
何回も繰り返してこの下巻を身につけたら、英文を読んでいて躓くことは格段に減ります。

これを使って駿台や河合の偏差値で50から65に上げてくれた。最高の一作

英文熟考は難易度が高い参考書ですが、「とにかくやりこむ」という事が強く勧められています。

しっかりとやりこんでいけば成績が伸びる、英文が読めるようになることは間違いないでしょう。

 

「①訳を紙に書き出す」「②構文を書き込む」「③徹底的に読み込む」「⑤音読をする」というようなステップで、これでもかというほどやりこんでください。

英文を覚えてしまうくらいまでやりこんでいけば、英文を瞬時に訳せるようになり、長文の読解のスピードの向上にもつながります。

今までなんとなく、感覚的に英文を読んでしまっていた人は、英文熟考を通して自分でも驚くほどの成長を感じられるでしょう。

そして覚えた英文は英作文やスピーキングの際にも活用できますから、4技能すべての向上に効果があります。

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